なななのことば

”あなた”に届けたいことば

どうやって関わったらいいですか?の問い

お子さんの関わりに悩む保護者さんとか

子どもたちとの関わり方に悩む保育士さんとか

お子さんの支援に関わる専門職の方とか

 

「どうやって関わったらいいですか?」

 

とよく聞かれます。

 

気になりますよね、だってリアルタイムに困ってるから。

逃げるわけにいかないし、ほっとくことはできない。

 

で、多分、どこで相談しても

「怒ったり(もちろん叩いたり)しないでください」

「たくさんほめてください」

「自分にも余裕を持ってください」

という類のことを言われると思います。

 

これも、当然そうなりますよね…

どんなお子さんに対してでも共通することだし

誰にとっても大切なことなんですもんね…

 

で、結局解決されてない、となる。

なんでか?

 

それは

①「どうやって関わればいいかは、その子がどう関わってほしいかが明確にならないと分からないから」。

つまり、「どうやって関わったらいいか」というのは、

万人に共通することのように見えて、

実は究極に個別性のある問いなんです。

表面に行動としてやることとしては、抱っこ・スキンシップ・絵本を読むなど

限られているんですが

そのお子さんに、何を目的として、どういう願い・想いをもってその行動をするのかは

万人に対して違います。

 

そして

②「関わる人自身が、お子さんのことを何とかしようとしている限り解決しないから」。

つまり、大人が自分の望むような姿になってくれるようにコントロールしようとする意識が働いていることに気が付いていないことが多い

ということも大きく影響している場合が多いです。

お子さんに関して困ったことを、自分がどうにかして何とかしようとする意識をやめよう!

もっと言うなら、心配とか癖とか困った行動とかが何にもない状態を望むことをやめよう!

って言ったら伝わりやすいでしょうか??

(もうね…これはどうやって伝えたら一番伝わりやすくて、気持ちが楽になってもらえるかなって考えてるけど、なかなか”これや!”ということばにたどり着けてません。泣)

 

 

方法論や技術というのは、結局いろんなものがあって。

結局大事にしないといけないのはマインドの方なんですよね。

 

 

答えはお子さん自身が持ってるので、

困らされてる行動に惑わされず

何を望んでいるのか  何を求めているのか  どうしてほしいと思ってるのか

という気持ちに目を向けると次第に分かってくることはありそうですね。

 

どうしても自分の感情が邪魔して、

その子の望みに目を向けられないときは

専門家の力を頼ってくださいね!

 

 

 

ななな