なななのことば

”あなた”に届けたいことば

専門職

必殺技をもっておく

前回の記事と似た内容にはなりますが どーーーしても、というときにどうするかの話です。 私個人としては、 子どもがこちらの言うことを受け入れてくれないとき、 駆け引きする 嘘をつく 脅す モノでつる 気を紛らわさせる などの方法は使いたくない派ですし…

"自己主張モンスター"と化した我が子に、なるべく白眼にならずに共に過ごす方法

先週は、家族で遠出をしており 完全に母業に専念しておりました。 遠出した先で 我が子もそうでしたし 周りにいた乳幼児ちゃんたちもそうだったのですが とにかく、イヤだの違うだのこっいがいいだの… これはもう "自己主張モンスター"と 命名させていただき…

子育てしてる方に、たくさん伝えたいこと

子育てしてたら 泣きたいですよね、 しんどくて。 ひとりぼっちな気がして、 誰も自分のこと気にもかけていない気がするのも寂しいし、 でも気にかけられても話せる気もしなくて。 心配してたら、 逆に言葉にできない。 話してしまったら、 何かが崩れてしま…

一番普遍的なのに、一番難しいことになっちゃってない?

お子さんの成長のためには 安定した人間関係を作る土台となる 身近な人との情緒的な結びつきである 「愛着」が大切です。 乳幼児健診や育児講座、赤ちゃん訪問など お母さん方が出会う子育ての話を聞く機会には 必ずこの話を出されます。 聞いたことのないお…

未熟に生まれるからこそ手をかける

ヒトは未熟な状態で生まれます。 保護してもらい、 養育してもらい、 大切にしてもらい、 周りの人に関わってもらい、 人になっていきます。 社会的なつながりのなかでこそ生きる ヒトという動物。 つまり、 手をかけてもらわなければ 時間をかけてもらわな…

確認できると安心する

よかれと思ってしてくれたことでも 「これ、余計めんどくさくなってない?」 てなることありませんか? (唐突!) 若手の職員さんとかは、 思ってても言えないし 自分のためを思ってくれたんだから…とか 自分よりもやってもらった方がいいはずだから…とか 余…

急ーーーーーにぐん!と成長する

今まで ことばの力の伸びが年齢相応ではなく 心配で心配で…と 保育士さんに思われていたお子さんがいました。 「最近急ーーーーーーにしゃべりだしたんです!」 と、そのお子さんとコミュニケーションがどんどん取れることが嬉しくてたまらない保育士さんか…

プレイヤーはあくまでもクライアント

結論を言いますと、 とりあえず 支援者側の承認欲求は 自分自身で何とかしようよ、と思ったんです。 一人でどうにかしようとはしなくてよくて 業務内であれば、しかるべき立場の人としかるべき場所で話したり 業務外でスーパーバイズを受けるなどしてみたら…

行動の善悪よりも、行動に至った気持ちを理解してるよと伝えよう

きょうだい間や 園での集団生活のなかでは 子ども同士のトラブルが起こります。 他傷行為にまでなると、 園としても"アクシデント"として取り扱うのと 加害者・被害者という立場になってしまうので 対応には苦慮されていますね。 まずもって、保護者や園の先…

不安を不安のまま抱える力も必要

「今は 不安な気持ちを抱えている状態のまま あり続けることが必要な時期なんだ」 ということもあります。 誰かに何かを言ってもらったからって、 知識を教えてもらったからって、 なんでこんなことで悩まなきゃいけないの?って憤ったって、 焦ったって、 …

「やってみたい」には比較対象がない

親が向き合ってくれるから、とか 誰かが喜んでくれるから、とか 先生がすごいと言ってくれるから、とか そういう他人からの評価があるからではなく、 下手くそだろうと 周りに友達がいなかろうと すぐに結果に結びつかなくても 自分が本当にやりたいと思って…

見えてる世界ってここまで違うものか

Aという場面をどのように捉えているか どのように感じて どのようなストーリーとして認識しているか 数人から話を聴く機会がありました。 愕然とするくらい 言うことがまるで違う。 誰の見方も間違っていなくて 誰の言うことも「一理ある」。 ただ その集団…

自分で自分を縛っていた話

お恥ずかしながら 私はとても感情的に素直な人間です。 幼いと思う人もいるかもしれません。 (これも、少し前に書いた、感じることくらい自由にさせてあげてほしい旨の記事からすると、感情的にはとても自由に生きておりますので、恥ずかしがる必要はないの…

足し算よりも引き算のほうが難しい

支援というものが拡充されていくなかで 情報が爆速で簡単に誰でも手に入る時代も相まって 障がいに関する知識や手法に関する情報を 本当に誰でも知ることができるようになりました。 上を見ればキリがなくて やった方がいいことなんてたくさんあって やらせ…

本のチョイスに顕れる自分の興味関心

よく、図書館で本を借ります。 私の居住する地域の最寄り図書館では 子育てや医療、障害、福祉、保育・教育などの蔵書が多くて まぁまぁなど田舎(悪口ではないです!汗)でも困らず助かるなー!と 税金を納めさせてもらっている甲斐がある気持ちになっていま…

”何も問題がないようにしよう”としない

いろんな内容でご相談をお受けします。 本当にお子さんのことを考えているからこそ とっても心配しておられますし、私も一緒になって、気持ちは痛いほど…。 相談の場面での私は、結構無力で。 本当にその場で聴くことしかできなくて。 だから、最大限お力が…

感じることくらい自由にさせてあげてほしい

ここ1年間くらい個人的に思っていることがあります。 「怒っちゃいけないんですかね?」 「ネガティブになったらいけないんですかね?」 ちゃんと怒らない・ちゃんと悲しまない=気持ちを無視してるってこと。 「怒」や「哀」だけを無視して 他の「喜」・「…

「資格とれずにあきらめた」という意味付けにしないでほしいという私の勝手な気持ちの押し付け

若手の対人支援職についている人に出会って ・院試に落ちて、大学院進学をあきらめたんです。 ・大学時代に精神的に病んでしまって、あなたには心理士の仕事は無理と言われてあきらめたんです。 という話を結構な数聞きます。 私がこの職に就いているからと…

ことばの深度

人のことばには"深度"があって それを感知する人、大事にする人と 価値観の中に組み込まれていない人がいる。 どっちがいいとか悪いとかではなくて お互いに話す時の層が違ってて その汲み取り方を間違うと 「分かってもらえないと感じる人」になるんだと思…

"ゴールは何か"をもう一回考えよう

こども園・保育園の先生方とお話しして 最近の困りごとについて向き合っていると 「この子が○○ができなくて」 「こうやって伝えてるんですけど分かってなくて」 …つまり お子さんの個人的能力の成長・発達が大丈夫なのかな?という視点で お話しをされること…

愛を伝える努力

当たり前に"家族"で 当たり前に"生活"して 当たり前に"毎日一緒"にいて あまりにも当たり前だもんだから、 忘れてしまうんだけど (本来当たり前というのはそういうことですもんね!) "当たり前があることは当たり前じゃない" と知っている人は 心から「伝え…

魔法をかける

ランキング参加中育児・子育て ランキング参加中保育士・先生がんばってます これまできっと できないことにたくさんたくさん直面してきたんだろうと思います。 新年度で保育園に入園をして、 ママと離れるのも初めてで たくさんの子どもたちの中にいること…

新生活、しんどい方へ

新生活が始まり、 私も家族も新しいスケジュールで 新しい頭を働かせて脳みそが忙しく 新しい仕事も加わりまして勉強が必要だわ~とかも思って そんなこんなしていたら もう桜がピンクから黄緑になっていました あっという間に毎日過ぎていきますね この4月…

今が一番失敗していい

最初が肝心! 時間も完璧 忘れ物もない 友達ができるように印象よく 先生にも失礼なくいい印象をもってもらうように (親も子も) と多くの方が思っています。 一週間経ったら疲れちゃう。笑 そりゃ、5月になったらヘトヘトで 行きたくなくなるのも無理があ…

今日と明日で変わる。そして、変わらない。

結論から言うと 気負わないでね!ってことなんですが (もうこれ以下読まなくてもいいです。笑) 年度末、声を大にして言いたいことを書きます。 年度が変わると変わることがたくさんあります。 うちの子たちも 保育園の担任の先生が変わり 過ごす教室が変わ…

芽吹くときは成長のとき

うららかな気候が続くようになりました。 私の住む地域では桜も開花して 菜の花と桜が同時に満開になっている 個人的には眼福の日々です。 同時に、年度末で 「これまでお世話になりました」 というご挨拶や 「これからも応援しています」 という励まし 何か…

甘えて、できなくなることは悪いことなのか?

甘えることはよくないこと というイメージが先行しているように思います。 今でこそ、 甘えは満たしてあげていい 抱き癖なんてウソ!たくさん抱っこしてあげていい と言われるようになりましたが それでも 歩けるようになった子が抱っこをせがむと 歩けるな…

社会的立場に変化があるとき

ランキング参加中育児・子育て 年度変わりのシーズンですね! このシーズンでどうしても切り離せないこと それは就学・就園、クラス替え、引っ越しによるコミュニティの変化など 社会的な立場の変化です。 (大人の方でいうと、 就職や配置換え、転職、お子…

知識があることと使えることの違い

知識があるというだけで ”有資格者”になりました。 でも、いろんなことでしっくりいかなかった。 周りからの目とか 周りから期待される役割とか 勘違いされているイメージとか 何より「なんか何の役にも立てていない自分」が しっくりいかなかったんだと思い…

人と違うということ

ランキング参加中育児・子育て いわゆる「一般的」とは違う生き方をするのって どうしてこんなに勇気がいるのでしょうか 人は全員、唯一無二なはずなのに それが、大多数かどうかというだけで 安心したり不安になったりして 私事ですが 昔から結構敏感なタイ…