足し算よりも引き算のほうが難しい
支援というものが拡充されていくなかで
情報が爆速で簡単に誰でも手に入る時代も相まって
障がいに関する知識や手法に関する情報を
本当に誰でも知ることができるようになりました。
上を見ればキリがなくて
やった方がいいことなんてたくさんあって
やらせない方がいいことについてもたくさん言われるようになって
目指す状態について正解を求めるようになっていて。
これ、どんどん足しまくっちゃってるよな~ということに
気が付いたときがありました。
「やらせない方がいい」っていうのも、”引いているようで足してる”っていうのにも
気がついて。
一方で、多様性を認めよう、インクルーシブでいこう、という流れがあります。
どんどん足しまくっちゃって、みんなが助かってるならいいんだけど
逆に正解がないものに正解を求めるようになっているもんだから
個性や多様性とは逆行した感じになってないかな?と感じたりもします。
やった方がいいとか、やらせない方がいいとかじゃなく、
たくさんの道を選択できるように、決め切らないために、
捨てていっていい捉われっていうのか、
気にしなくていいことを気にしなくすることの方が難しいな、と。
頭で考えることとか、知識とかは、もう飽和状態じゃないかな?
私は個人的にはいっぱいいっぱいなんですけど…
ちょっと思考を停止させたい感じです。
何を気にしないでいいかを自分の基準で決めていったら、
何を大切にしたいのかにつながっていくから。
専門家に聞いても、それって分からないことだしさ。
自分にしか決められないところは、しっかり自分に聞いてほしい。
今日のこのテーマは、なんかまだしっかり言葉にするのが難しいんです…
(なら書くなっていうツッコミも甘んじて受けます…)
知識を知るよりも感情と向き合う方が難しい、みたいなことなのかな。
誰かに良い/悪いの判断を預けないでほしいって言いたい気もする。
そんな、”固まりかけのゼリー”みたいな途中経過でした。
後味悪くてすみません!
ななな