一番普遍的なのに、一番難しいことになっちゃってない?
お子さんの成長のためには
安定した人間関係を作る土台となる
身近な人との情緒的な結びつきである
「愛着」が大切です。
乳幼児健診や育児講座、赤ちゃん訪問など
お母さん方が出会う子育ての話を聞く機会には
必ずこの話を出されます。
聞いたことのないお母さんはいないと思うくらいです。
発達の遅れや偏りがあったり、
心地よい感覚を見つけてあげるのにコツがいるお子さんでは
お母さん、お父さん、祖父母、きょうだいの力だけでは
その子の気持ちに応じた接し方を見つけるのが難しく、
周りを頼って、この先長い子育てを息切れしないように休息をとったり、一緒に考えていく機会を持つことも大切です。
支える側のスタッフとして
また、自身も子育てをする側の母親として
きちんと理解しておかないといけないこと。
それは、
「障害のあるなしに関わらず、
支援スタッフか母親かに関わらず、
この"人"と安心できる関係性を築いたうえにしか積み上がらない」
ということ。
アイテムや課題、
何をやらせたら効果があるのか、
その時間をどう過ぎさせていくか、
それでいっぱいになっているのでは?
そんな疑問が湧いてくるときがあります。
モノで遊べるからこの時間が好き、とか
他の子に邪魔されずにモノが使えるからこの時間が好き、とか
やれることを用意してくれるから好き、とか
…個人的にはもやっとしてしまいます。
通じ合う感覚とか、その瞬間とか、
なかなか分かってもらいづらい楽しさを理解してくれる!とか
この人の言うことだったら聞いてやってもいいか、とか
そういうの。
どんなに技術が進んでいっても
そういうのは変わらなかったはず。
一番大事だってみんな分かってるのに
一番専門的ではない(普遍的である)からか
一番手がかかることだからか
なぜかずーーーーーーっと永遠のテーマのように課題になり続けてる気がします。
なんでかなぁ…
ななな