なななのことば

”あなた”に届けたいことば

感じることくらい自由にさせてあげてほしい

ここ1年間くらい個人的に思っていることがあります。

 

「怒っちゃいけないんですかね?」

「ネガティブになったらいけないんですかね?」

 

ちゃんと怒らない・ちゃんと悲しまない=気持ちを無視してるってこと。

「怒」や「哀」だけを無視して

他の「喜」・「楽」・「その他諸々」だけにフォーカスするのって

不自然ではないですか?

 

表に出すかどうか

そして、”出す”としたときの出し方

これはその人なりの表出があろうかと思います。

だけど、

湧き上がる感情を無いものにしたり、

(なんだかよく分からないけど)自分はそんなこと思っちゃいけないと我慢したり、

そういうことの積み重ねは、究極の自己否定になってしまっている気がしています。

自分の感情くらい、自由にいさせてあげてよ!

ぶつけたり表出したりする必要はないから、自分の中で感じることくらい

自然のままに湧き上がらせてあげてよ!

 

これは、誰の許可もいりません。

自分が自分に対して許可してあげればいいですもんね。

 

あるものを無いものにすると、

くすぶり続けます。

あるものを「あるぞー!!!」と表現している人に対して嫉妬して

それを抑え込んでやろうと思ってしまう。

お母さんたちが、仕事と子育てで自分の時間も取れなくて、

旦那は仕事で帰ってきたら洗濯物やら弁当箱とか出すだけだけど自分は全部洗ってあげないといけなくて、

だけど、そんな日々の中の納得いかないことを

「私は母親だから、そんなこと思っちゃいけない」とかって抑え込んでいたら。

子どもが「これ買いたいーーーー!!」「公園でまだ遊びたいーーーー!!」とわがままを言われたときに

それを言うのは悪いことだ、それを表現することはダメなことだ、という旨の

言葉をかけてしまいます。

 

つまり、自分が素直に気持ちを味わえなかったら

子どもの素直な気持ちを抑えさせようとしてしまいます

だから、結果として、気持ちを抑えることを子どもに連鎖させてしまいます

 

わがままを言われてイラっとしたときに気が付く方がいいのは、

子ども自身のことではなくて

自分がどれだけ普段の要望や欲や感情を抑えてしまっているかという点なんです。

本当は自分だって言いたいと思っているから、それを表現している子どもにイラっとするんだよな。

 

 

あー、自分も耳が痛い話でした。笑

私も母親の端くれでして、

とんでもないポンコツ保護者なんですが、

ポンコツ保護者じゃない風を装っていたい」という

ポンコツプライドがあったりします。笑

(どんな締めやねん!)

 

 

ななな