なななのことば

”あなた”に届けたいことば

"自己主張モンスター"と化した我が子に、なるべく白眼にならずに共に過ごす方法

先週は、家族で遠出をしており

完全に母業に専念しておりました。

 

遠出した先で

我が子もそうでしたし

周りにいた乳幼児ちゃんたちもそうだったのですが

とにかく、イヤだの違うだのこっいがいいだの…

 

これはもう

"自己主張モンスター"と

命名させていただきたくなりました。笑 

 

最初の方は穏やかに対応している保護者さんも

ずーーーっと続けられると

イライラさせられたり

受け入れるにしてもさすがにしんどくて

"どーーーーーーん"と白眼になってたり

お互い、まじでお疲れ様です。笑笑

 

 

この時期って

自己主張できることは本当に喜ばしいことです。

少なくとも、そばにいる保護者のことを信じて

安心していなければ

自己主張はできないと言われています。

 

イヤイヤも反抗も、

甘えの変形版。

 

自己主張して困らせて、

それでも大切にされていることを実感しながら

次のステージにステップアップしていくんですね。

 

こういう知識的なことは

特に1歳半健診、3歳児健診ではお話される機会があるので

ご存知の方の方が多いように思います。

が、とはいえ、

気持ちとしてしんどくなくなるということはありません。

どれだけ知識があっても

しんどいもんはしんどい。

気持ちの方が先に反応するから、

「そうそう、これは喜ばしいことなんだからさ、我慢我慢…」

と頭で考えてコントロールできるのは

後になってからです。

 

ただ、

この白眼現象を

少しでもマシにできるかもしれないと考える方法があります。

 

普段の接し方から

「自己主張する気持ちを細々と満たし続けてやっておく」

という方法。

具体的に言うと、

本人に決めさせてあげたり、選ばせてあげたりする機会を

ちびちびと散りばめておくんです。

 

例えば

ごはんのとき… アンパンマンポテトを誰にするか選ばせてあげる

                             ふりかけをどれにするか選ばせてあげる

                             スプーンの色、食器の色、座る場所、お茶か水、などなど。

お風呂のとき…入浴剤をどれにするか選ばせてあげる

                           どこから洗うか決めさせてあげる

                           パジャマを選ばせてあげる

                           オムツを2種類用意して、どっちにするか決めさせてあげる

                           髪の毛をどこで乾かすか決めさせてあげる   などなど。

歯磨きのとき…歯ブラシを2種類用意して、どっちで磨くか選ばせてあげる

                           歯磨きする人を誰にするか選ばせてあげる  などなど。

 

ポイントは

「保護者にとって、負担のない選択肢にすること」

です。

 

普段のちょっとしたことで本人の希望を聞いてくれて

それを満たしてくれていると

いざ!ここだけはこっちの言い分聞いてもらわないと困るぞ!

という場面では、

お願いすると、結構受け入れてくれるようになります。

 

普段から意識して本人の希望を聞くようにしていたら

保護者も自然と習慣になってきて

この子はどうして欲しいのかな?とか

この子は何を求めてこの行動をしてるのかしら?とかが

見えやすくなってきます。

 

 

ちょっとした意識で

毎日の白眼現象に少しでも希望の光が射しますように。笑

祈っています!(切実に!!笑笑)