魔法をかける

これまできっと

できないことにたくさんたくさん直面してきたんだろうと思います。

新年度で保育園に入園をして、

ママと離れるのも初めてで

たくさんの子どもたちの中にいることも初めてで

生活の決まりや流れがあって、なぜかそれは守らないといけなくって

全部が全部が不安なお子さん。

決して器用とは言えず

言われたことをさっと飲み込んでできるわけではないお子さん。

知らず知らずのうちに

園でも家でも、できないことに直面する方が多くなってしまって。

でも、

本人もよく分からないまま毎日を頑張ってすごしていたりします。

そんなお子さんに

魔法をかけます。

「（たくさん助けてもらってもいいし

すぐに分からなくてもいいし

一つ忘れてしまってもいいし

周りのお膳立てが９割でもいい。

それでも

１割でもいいから）

できたね！」

を経験させてあげることです。

自分で

「できた！」って思わせることです。

もっと言うなら、

こちらがやらせたいことや

やらないといけないことではなく、

本人ができるようになりたいと思うことを見つけてあげることです。

できた！の魔法がかかると

これもできるはずって思えて

きっと自分ならできるという自信につながります。

目つきや顔つきが変わります。

３回経験してもらうだけで、５分前とは別人のような顔になる子も。

できなかったことができるようになった自分って

本当に誇らしいいしかっこいいと思えるんだよな。

キラキラした目が見られただけで

こっちまで勇気をもらえるんで。

大人に勇気を与えられるあなたって

なんてすごいんでしょう！

「ほんとにすごいよ！最高よ！」

心から伝えます。

さぁ、また魔法使いになってこようかな（笑）

ななな