なななのことば

”あなた”に届けたいことば

種をまくこと

2022年末から

事あるごとに”種をまく”という話をしているな、と感じたので

書いてみます。

 

支援をしている場面(特に子ども)で、目の前である問題が起きます。

「何とかしなきゃ」

「どう対応したらいいんだろう?」

そう考える方が多く、そしてそれは当然の感情です。

特に、加害者・被害者が出るような場面ではなおさらです。

 

1~2週間くらい対応を続け、

改善されない場合

「その方法は違った」とか

「改善されないこの人に他の原因があるのでは?」とか

「言っても伝わらない」とか

そんな方向にいってしまう。

 

ぶっちゃげ

言われてできるなら苦労しません。笑

もっと言うなら、頭で理解していても、行動としてはできない。

頭で理解していて、行動としてやっているつもりでも、少しだけ的外れ。

そんなことってたくさんあります。

 

言われたり、気付いたりしたこと

それを理解すること

それを行動として表出できるようになること

すべてにタイムラグがあるのは当然だよね、と。

 

でも、周りから見てるともどかしいのもよく分かります。

言われたら、しゃー--っとせぇよ!とか

何回も同じこと言わせんでよ!とか

思いますもんね、それも当然です。

 

でも、育てるには根気がいるんだ。

(自分にも言い聞かせる、今。笑)

 

だから「種まきの時期」って考えてみようよ、と思ったんです。

口に出してみたら、自分も周りも腑に落ちてる感じでした。

(多分!笑)

数か月後には芽が出ていて

その頃には次にはどんな栄養が必要なのかで悩んでて

そしたら、どんな色の花が付くのか、どんな実がなるのか、

数カ月のスパンで、別のことを考えるようになってるんだ。

 

今目の前にあるのに進んでない問題があるなら

今は種をまいてて、

芽を出し、花を咲かせ、実をつけるまで

どんな風に暖めて、どれだけ水をあげ、どんな栄養を与えてあげ、どう手をかけてあげると成長できるのか

それを考えてあげて育てていくといいのかもしれないですね。

 

今は年始ですが

2023年の終わりごろには

今まいた種はどんな成長を遂げているのか

楽しみですね!

 

 

ななな