知識があることと使えることの違い
知識があるというだけで
”有資格者”になりました。
でも、いろんなことでしっくりいかなかった。
周りからの目とか
周りから期待される役割とか
勘違いされているイメージとか
何より「なんか何の役にも立てていない自分」が
しっくりいかなかったんだと思います。
(全部全部、当時はがむしゃらにやるしかなくて分からなかったけど
今振り返れば、って感じですね)
少しだけ歯車がかみ合ってきた感じがしたのは、
「あ、学んだ○○って、こういう時に活きるんだ」
「今、この考え方を適用したら、△△っていうことになるな」
って必要に応じて自分の知識が使えたとき。
「そんな風に伝えてもらえて、しっくりきました」
「お話しできて、気持ちが楽になりました」
「専門用語も、こんな風に教えてもらえると、よく分かりました」
って言ってもらえて、
自分が知識を駆使して誰かの助け、納得、満足につながって
前に進むお手伝いができたかもと思えたとき。
知識が”ある”ことと
知識が必要に応じて、目の前の状況に合わせて、誰かの役に立つために
本当の意味で”使える”こととは
違うんだ、としみじみ感じます。
当時やってたことはあくまでも「点」でしかなかったけど
今はそれがつながって
どんどん「線」になっていって
少しずつ少しずつ
形になってきています。
ななな